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皮膚科~水虫(白癬)、帯状疱疹、とびひ(伝染性膿痂疹)などの皮膚感染症

水虫(白癬)

水虫は皮膚糸状菌という真菌(カビ)の感染症です。手足や爪のほか、頭にも感染することがあります。指のまたにできる「じゅくじゅく水虫」や踵などにできる「カサカサ水虫」などがあり、根気強く治療を行いながら再感染を予防することが重要です。皮膚の一部を顕微鏡で観察する簡単な検査で診断ができ、治療は塗り薬のほか、内服を行うこともあります。

帯状疱疹

水疱瘡を起こす水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)と接触すると、水疱瘡を発症しなくても(予防接種を受けていても)神経の中にウイルスが潜伏します。体の免疫力が低下すると、潜伏したウイルスが活動を始め、神経に沿った範囲に帯状疱疹ができます。帯状疱疹はピリピリとした神経痛と小さな水ぶくれができる病気ですが、後遺症として水ぶくれの傷跡や神経痛が残ることがありますので、発症早期から抗ウイルス薬治療を行うことが重要です。

とびひ(伝染性膿痂疹)

小児に多く、小さな膿疱やびらんが多発する細菌感染症です。抗生剤内服や創保護を行います。ひっかくと広がるため、爪のケアや掻き壊さないように保護の工夫も必要になります。

いぼ(尋常性疣贅)、水いぼ(伝染性軟属腫)、慢性膿皮症など

いぼ、水いぼは特定のウイルスに感染して出現し、いぼは液体窒素療法、水いぼは摘除治療を行います。また、肌質や皮膚免疫の問題で慢性膿皮症という皮膚がただれた状態が続く場合は、症状に合わせて切除、切開排膿、抗生剤内服などの治療を行っています。お気軽にご相談ください。

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