皮膚科~じんま疹、アトピー性皮膚炎などのアレルギー性皮膚疾患
じんま疹
皮膚が赤く膨らみ、かゆみのある状態が出現してから、数時間程度で跡形もなく消える病気です。じんま疹にはいくつかの種類があり、その多くはアレルギーが関与していますが、解明されていない部分も多くあります。対症療法として抗ヒスタミン薬の内服を行い、原因がはっきりしている場合は原因を極力さけることが重要です。
アトピー性皮膚炎
顔や体、肘、膝などの部分に左右対称でかゆみのある湿疹が特徴で、良くなったり悪くなったりを繰り返します。多くの場合アトピー素因と呼ばれる要因があります。乳幼児期に発症して成長とともに自然改善する傾向にあります。
「かゆい→かきむしる→さらにかゆくなり湿疹がひどくなる」という悪循環を繰り返しやすいため、かゆみの治療が重要です。ステロイド外用剤を適切に使用し、抗ヒスタミン薬の内服やスキンケア、ストレスの改善など、症状に合わせて治療方法を選び組み合わせていくことになります。
その他
花粉や消毒薬、化粧品に対するアレルギー性接触皮膚炎や、光線過敏症のほか、皮膚掻痒症(全身のかゆみ)などの治療も行っていますので、お気軽にご相談ください。